64列マルチスライスCT

64列マルチスライスCTは高速で一度に最大64枚の断層像撮影が可能な最新鋭CTです。より高精度の立体・断層画像が得られ、かつきわめて低侵襲な患者様にやさしい検査機器です。当院では2005年、64列マルチスライスCTを導入しました。

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少ない負担で鮮明な画像を得られる64列マルチスライスCT

64列マルチスライスCT

従来、心臓の冠動脈のように常に動きのある血管・臓器をCTスキャンで撮影することは困難とされていました。そのため狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の診断には、比較的患者様に負担をともなう心臓カテーテル検査をおこなっていました。
しかし64列マルチスライスCTにより、心臓など常に動いている臓器も心拍変動などの影響を受けにくくかつ鮮明な画像を得ることが可能となり、入院を必要とせず外来で検査ができるようになりました。

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64列マルチスライスCTの画像を動画でご紹介

画像をクリックすると64列マルチスライスCTの画像イメージを動画(FLV形式)でご覧いただけます。

64列マルチスライスCT画像イメージ・クリックで動画のページへ

CT(コンピューター断層撮影装置)は身体にさまざまな角度からX線をあてて、水平方向に輪切りにした断層面を撮影する装置で、撮影方法によりいろいろな角度の断面を撮影することができます。
64列マルチスライスCTは、一度に0.625mmの断層像を最大64枚同時に撮影することが可能です。

 

64列マルチスライスCT画像イメージ・クリックで動画のページへ

撮影速度も0.35秒と高速で、撮影範囲も16列マルチスライスCTの10mmから40mmと大幅に広がり、さらに高精度の3D(立体)画像・断層画像を得ることが可能となりました。

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64列マルチスライスCTの特徴とメリット

  • 撮影スピードが非常に速く、なおかつ鮮明な画像が得られます。
  • 従来に比べて検査の種類や時間を減らすことが可能となり、患者様の身体への負担も軽減できます。
  • 細部の血管までも鮮明に写し出すことができるため、その後の正確な診断はもちろん、患者様の病気の理解度の向上にもつながります。
  • 外来で来られた患者様に対しても、可能な限り迅速な検査・診断が可能です。
  • 心臓病の早期発見率の向上とともに、心臓病の第二次予防としての役割が期待できます。
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64列マルチスライスCTは患者様にやさしい検査機器

従来のCTでは30秒間息止めをしなければ鮮明な画像の抽出が困難だったのに対し、64列マルチスライスCTでは10秒から15秒間の息止めですむなど、患者様の負担も大幅に軽減されました。造影剤の点滴は必要ですが、検査自体は10分から20分ほどで終了し、患者様にとってきわめて侵襲の少ない、身体にやさしい検査機器です。

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血管の石灰化とプラークに対する64列マルチスライスCTの優位性

64列CT 冠動脈石灰化画像・矢印の白い部分が石灰化を起こした冠動脈

冠動脈石灰化は動脈硬化の進展の最終段階の状態をいいますが、冠動脈の狭窄度とは必ずしも一致しません。

 

64列CT 血管プラーク画像・矢印の箇所がプラーク

これに対し、心筋梗塞の原因にもなる不安定プラークは、さまざまな血管ストレスにより一連の血栓形成反応を起こし、急激に冠動脈閉塞をきたして急性心筋梗塞に至る場合があります。

 

64列CT 冠動脈狭窄画像・矢印の箇所が狭窄部分

カテーテル検査では血管の内側(内腔)だけを観察するのに対し、64列マルチスライスCT検査では血管壁やプラークを含む幅広い情報を得ることができます。さらに、血管内超音波やカテーテル検査よりも簡単に冠動脈の検査が可能な点も画期的です。

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64列マルチスライスCTを中心とした「心臓ドック」をおこなっています

当院では2006年より64列マルチスライスCTを中心とした「心臓ドック」を実施しています。当院の心臓ドックでは虚血性心疾患を診断することが可能なほか、自覚症状がない場合でも、狭心症の早期発見につながることがあります。所要時間は開始から終了まで約3時間ほどです。

[64列マルチスライスCTを中心とした心臓ドックの詳細へ]

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