SPECT-CTはCT(コンピュータ断層撮影装置)を搭載したSPECT(スペクト)装置です。スペクト検査とCT撮影を同時におこなうことで、より高精度の機能画像を得ることが可能となりました。当院では2005年、SPECT-CTを導入しました。
"Single Photon Emission CT"の略で「スペクト」と呼びます。ラジオアイソトープと呼ばれる放射線を放出する元素を含む薬剤を注射し、その後の薬剤の体の中の分布を画像(シンチグラム)として見る"核医学検査"です。
スペクトでは薬剤の分布の速度や場所、集積の状態を調べることにより、脳や心臓などの臓器の血流状態や機能(はたらき)状態を検査することができます。
CTやMRI、超音波検査では「臓器(病変部位)の形(位置)や大きさ」を調べるのに対し、スペクトは「臓器の働き具合(機能)」を調べます。これらの検査を組み合わせておこなうことで、病変部位の大きさや形状、働きがわかります。
スペクト検査では臓器の形状の異常の有無にかかわらず機能の異常が分かるため、病気の早期発見に有用です。
画像をクリックするとSPECT-CT画像がおおきな画像でご覧いただけます。
SPECT-CT検査は、患者様は薬剤を注射した後は検査用のベッドに30分ほど静かに横になっていただくだけの、大変苦痛の少ない検査です。