回復期リハビリデータ:リハビリテーション提供単位数・リハビリテーション効果に関して

回復期リハビリデータ・リハビリテーション提供単位数・リハビリテーション効果に関して、Q&A方式で情報を公開しています。

特記:FIMとは

FIMとは

本ページで使用している「FIM」について説明します

FIMとは、機能的自立度評価表(Functional Independence Measure)の略で、実際の日常生活動作(ADL)を評価する方法です。全18項目を介助量に応じて7段階で評価します。
最高点は126点、最低点は18点です。

18項目の詳細
運動項目:13項目(食事、更衣、トイレ、身支度など)
認知項目:5項目(言葉の発音・理解、社会的交流や記憶など)

対象者と期間

平成21年4月1日から平成22年3月31日までに入院された患者様

【このページの共通表記についての説明】
脳血管系:脳血管障害、神経疾患、脊髄疾患など
整形外科系:人工関節、骨折、靭帯損傷など
呼吸器系:肺炎、口腔内腫瘍など
廃用症候群:消化器術後、心不全や肺炎後の活動性低下など
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リハビリテーション提供単位数(疾患別)

1日当たりのリハビリテーション提供単位数(疾患別)グラフ

1日当たりのリハビリテーション提供単位数(疾患別)
疾患 北斗病院 全国
脳血管Ⅰ 4.6 4.7
脳血管Ⅱ 4.3 4.6
整形外科系 3.4 4.2
廃用症候群 4.1 3.7

セラピスト数は病棟基準値を大きく上回っていますが、病床数が多いため、患者様1人当たりの提供単位数は全国値よりも低い結果となりました。平成23年度よりリハビリテーション充実加算にて日平均6.7単位を実現しています。

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全体のリハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)

全体のリハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)グラフ

【北斗病院】
入院時:80.5点、退院時:95.5点、15点改善
【全国】
入院時:74.2点、退院時:90.0点、15.8点改善
全体のリハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)
FIM指数 北斗入院時 北斗退院時 全国入院時 全国退院時
20点以下 4.5パーセント 3.8パーセント 4.7パーセント 3.3パーセント
21点から40点 12.3パーセント 7.2パーセント 14.3パーセント 9.2パーセント
41点から60点 11.3パーセント 8.5パーセント 15.7パーセント 8.9パーセント
61点から80点 15.1パーセント 6.4パーセント 18.3パーセント 11.0パーセント
81点から100点 21.1パーセント 12.3パーセント 21.3パーセント 17.1パーセント
101点以上 35.5パーセント 61.5パーセント 25.7パーセント 50.6パーセント

昨年同様、全国値に比べて入院時・退院時FIM指数は高い状態でした。

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疾患別リハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)

疾患別リハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)グラフ

疾患別リハビリテーション効果(入院時・退院時FIM指数の比較)
FIM指数 北斗入院時 北斗退院時 北斗リハ効果 全国入院時 全国退院時 全国リハ効果
脳血管Ⅰ 76.7 95.2 18.5 72.9 90.0 17.1
脳血管Ⅱ 84.9 102.2 17.3 77.8 92.2 14.4
整形外科 90.1 99.3 9.2 84.3 98.8 14.4
廃用症候群 67.7 82.4 14.8 66.4 76.5 10.1

入院割合の6割を超える「脳血管系」のリハ効果は全国値に比べて高い結果でした。

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退院経路別自立度

退院経路別自立度グラフ

退院経路別自立度
退院後の経路 平均FIM指数
自宅 110.2
高齢者下宿 95
グループホーム 59.9
老人保健施設 64.2
急変・再発 77.2
老健あおぞら 61.9
転院 57.8
特別養護老人ホーム 86.3
死亡 18.0

やはり自宅へ退院される患者様のADL自立度は高いようです。一方、自宅復帰患者様の自立度分布では重度の患者様でも自宅復帰しています(環境やマンパワー、福祉サービスなど自立度以外の要因も自宅復帰に影響していると考えられます)。

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患者数ベースのリハビリテーション効果(リハ効果別の患者数割合)

患者数ベースのリハビリテーション効果(リハ効果別の患者数割合)グラフ

患者数ベースのリハビリテーション効果(リハ効果別の患者数割合)
FIM指数 北斗病院 全国
-21点以下 1.5パーセント 1.1パーセント
-20点から-11点 0.6パーセント 1.1パーセント
-10点から-1点 3.0パーセント 3.7パーセント
変化なし 7.7パーセント 10.5パーセント
1点から10点 36.1パーセント 29.8パーセント
11点から20点 22.0パーセント 22.6パーセント
21点から30点 12.4パーセント 14.1パーセント
31点から40点 8.1パーセント 8.3パーセント
41点から50点 3.6パーセント 4.7パーセント
51点から60点 2.6パーセント 2.4パーセント
61点以上 2.4パーセント 1.8パーセント

全国値と同様「1~10点」の改善が最も多く、「1~20点」の改善が6割弱となる結果でした。

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回復期リハビリデータ:発症から入院までの期間・在院期間に関して