小児リハビリテーションについてのご紹介です。
脳性麻痺、遺伝子疾患、運動発達遅滞などの肢体不自由児が中心です。現在、十勝でリハビリテーションを受けている肢体不自由児の4分の3が当院でのリハビリテ-ションを受けています。
理学療法では、それぞれの疾患や年齢・ニーズにそって日常生活でできることを増やしていけるようセラピーをおこなっています。筋緊張を整えて、さまざまな姿勢や運動を経験することで動作をよりおこないやすく促していきます。寝返り・座位・四つ這い・立位・歩行などの運動発達を促し、成長をサポートしていきます。家での体操や援助方法・ポジショニングを検討します。呼吸状態の安定や痰の排出のため肺理学療法もおこないます。また、下肢装具・歩行器・椅子・車いすなどの作成の相談もおこなっています。
肢体不自由児は、手の不器用さ、遊びの遅れ、身の回りの動作の困難さを抱えています。作業療法では家族のニーズを含め、児の問題点を早期に把握し、児の成長に合わせた評価、治療、助言を行っています。治療は、身体や手を使った運動、食事や更衣、トイレに向けた首のすわり、座位や立位、移動手段の獲得を目指しています。また、玩具などの遊びを通して、片手や両手動作、巧緻動作、道具操作の発達を促し、日常生活動作につながるよう関わっています。日常生活動作や遊びを中心に、家での関わり方や援助方法を検討し、助言をおこなっています。
主に、肢体不自由児の「ことばの遅れ」「声が出しにくい」「発音がはっきりしない」「食べる量が少ない」「むせる」「上手にかめない」などの問題に対し、援助をおこなっています。言葉の発達を促したり、発音・発声の援助、発達段階に応じた摂食・嚥下機能練習をおこなうほか、食形態を中心とした食事内容や食事の際の姿勢、道具など、食環境の検討も合わせておこない、安全に食べるための援助をおこなっています。