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2019年7月30日(火)付 十勝毎日新聞「膵がん早期診断に成果 市医師会プロジェクト」

2019年07月31日|新聞掲載記事

2018年より開始した帯広市医師会「膵臓がん早期診断プロジェクト」の1年の成果について、当院消化器センター副部長 河瀬医師の報告が十勝毎日新聞に掲載されました。

「帯広市医師会の「膵臓がん早期診断プロジェクト」が着実に成果を上げている。十勝の総合病院と地域医療機関が連携して患者情報を共有し、この1年で624件の症例を収集。膵がんを34件発見した。
膵がんは早期発見が難しく、見つかった際には進行がんになっていることが多い。診断から5年後の生存率は部位別がんの中で最も低い。膵がんによる十勝管内のSMR(標準化死亡比(全国を100とする))は帯広市で男性141.5、女性121.4、町村でも大半で全国平均を大きく上回っている。
これに対し帯広市医師会は同分野で成果を出している広島県尾道市の活動をモデルに18年同プロジェクトを開始。集まった624件の症例のうち、膵がんの発見は34件で、全体の5%を占めた。この比率は尾道の実績と同水準となる。河瀬医師(北斗病院消化器内科)は「初年度としては上々の成果。これからはステージ1の上皮内がんを数多く見つけるようにしなければ」と話し、「患者と地域医療機関、連携病院が三位一体で取り組むことが重要だ」としている。」との記事が掲載されました。

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