整形外科でおこなっている変形性膝関節症の新しい治療法「APS療法」について、十勝毎日新聞に記事が掲載されました。
「北斗病院は「変形性膝関節症」の治療法として、患者自身の血液を使って痛みや炎症を改善させる「APS療法」を導入している。再生医療の一つで「第3の治療法」ともされ、十勝管内で導入・運用しているのは同院のみ。自らの血液を使うため安全性が高く、長期間の効果が期待できる治療法としても注目される。
変形性膝関節症の治療法としては症状により薬物療法のほかリハビリテーションやヒアルロン酸注射などの「保存療法」や手術などで対応する。APS療法はPRP(多血小板血漿)療法の改良版で、主に中等症患者に適用される。患者自身の血液を用いるため安全性が高く、治療時間も1時間程度で日帰りで治療が可能。
同院では昨春から導入。石田副院長は「『もうしばらく、手術せずになんとかしたい』や『家庭や仕事の都合で長期入院できない』などの患者さんには有用」と強調。その上で「症状が重くなる前に、悪化を止められる可能性がある。選択肢の1つとして考えてもらえれば」と話している。」との記事が掲載されました。
