3施設(十勝リハビリテーションセンター、北斗病院、北斗クリニック)にて配布しております。
ご来院の際にはぜひお手にとってご覧ください。【REHAMAGA Contents】
・介護士の一日の流れ〜患者さまの生活リズムとともに〜
・INFORMATION 自立支援を支える私たちの10の約束
また「REHAMAGA 2025年秋号」は下記リンクよりダウンロードいただけます。ぜひご利用ください。
「REHAMAGA 2025年秋号」(PDF形式)


多職種連携と自立支援で、その人らしい暮らしを支える介護
介護は、身の回りのお手伝いではありません。専門職としてチームで連携し、一人ひとりの自立を支えます。
当病院の質の高いケアとイベントで彩られた豊かな暮らしをご紹介します。
その人らしさを大切にしたケア
私たちは、患者さま一人ひとりのこだわりや生活習慣を大切にしています。入院前はどのように過ごされていたのか、趣味は何かなどの情報を患者さま、ご家族さまから伺い、退院後もその人らしく生活できるよう、入院中から出来ることを考えて、日常のケアに取り入れています。

趣味は編み物です
介護から伝える“生活の声”
回復期病棟では、質の高いケアを提供するため、他職種がそれぞれの専門性を発揮して患者さまを支えています。その中でも介護福祉士は、患者さまの生活に最も関わる職種です。患者さまやご家族の思い・考え・生活の様子など、リハビリの中では見えにくい情報を他職種と共有し、退院支援に繋げて行きます。

退院前カンファレンス
季節を楽しむレクリエーション
介護福祉士が中心となり、夏まつりやクリスマス会、節分など、季節ごとの行事を企画しています。今年の夏祭りでは、射的や金魚すくいなどのゲーム、かき氷・わたあめ・コーヒー・季節のムースなどを提供し、夏を感じながら楽しいひとときを過ごしていただきました。

夏祭り
「できること」を「していること」へ~日常の中で自立を支える~
私たち介護福祉士は、患者さまが「できること」を日常の中で「していること」にできるよう支援しています。日々の関わりやカンファレンスで得た情報をもとに、過剰な介助にならないよう心がけています。動作取得のために、リハビリの時間以外にも練習をし、「していること」を増やせるように支援しています。

口腔ケア介助
INFORMATION 自立支援を支える私たちの10の約束
当病院では、一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会が定める「看護・介護10か条」に基づき、患者さまお一人おひとりの自立と生活の質の向上を目指したケアを実践しています。
この10か条は、単なる日常のお手伝いではなく、リハビリテーションの一環として行われる専門的なケアの指針です。私たちはこの指針に沿って、多職種と連携しながら、患者さまが持つ能力を最大限に引き出すためのサポートを徹底しています。
回復期リハビリテーション病棟協会 看護・介護 10か条
1.食事は食堂やデイルームに誘導し、 経口摂取への取り組みを推進しよう
2.洗面は洗面所で朝夕、口腔ケアは毎食後実施しよう
3.排泄はトイレへ誘導し、 オムツは極力使用しないようにしよう
4.入浴は週3回以上、必ず浴槽に入れるようにしよう
5.日中は普段着で過ごし、更衣は朝夕実施しよう
6.二次的合併症を予防し、安全対策を徹底し、可能な限り抑制は止めよう
7.他職種と情報の共有化を推進しよう
8.リハ技術を習得し生活の場のケアに活かそう
9.家族へのケアと介護指導を徹底しよう
10.看護・介護計画を頻回に見直しリハプログラムに反映しよう
一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会
看護介護委員会
