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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > 耳下腺腫瘍

耳下腺腫瘍(じかせんしゅよう)

頭頸部腫瘍センターでは、耳下腺腫瘍の総合的な診療をおこなっています。

■耳下腺腫瘍について

耳下腺とは耳の下にある唾液(つば)を作る臓器です。
おたふく風邪で腫れることでも知られています。
耳下腺の中を顔の筋肉を動かす顔面神経が貫いていることも特徴です。

耳下腺には良性、悪性も含めていろいろな腫瘍ができます。
こぶとりじいさんの「こぶ」は耳下腺腫瘍だったといわれています。
良性腫瘍では多型腺腫、腺リンパ腫(ワルチン腫瘍)があります。
悪性腫瘍では粘表皮がん、線様嚢胞がん、腺房細胞がん、扁平上皮がん、悪性リンパ腫などがあります。

検査として超音波検査、CT、MRI、穿刺吸引細胞診検査、PET-CT検査などをおこないます。
耳下腺腫瘍の治療は基本的に手術です。
最終的に良性か悪性の判断、くわしい診断は手術で摘出された腫瘍の病理組織検査を待つことになります。

■良性腫瘍

多型腺腫は女性に多く見られるのに対して、腺リンパ腫(ワルチン腫瘍)は年配の男性に多く見られる特徴があります。
良性腫瘍はゆっくりと増殖し、腫瘤を触れる以外は無症状です。
手術では顔面神経を確認して保存し、腫瘍を摘出します。

■悪性腫瘍(耳下腺がん)

少しずつまたは急速に増大して、痛みを伴い、周囲に癒着して根を下ろしたように感じられます。
進行すると顔面神経麻痺となり、顔の動きが悪くなります。
耳下腺には低悪性度とされる良性腫瘍の症候しか見られないものや進行が早く態度が悪い高悪性度とされるものなど、さまざまな悪性腫瘍が発生します。

悪性腫瘍においても手術が第一選択となります。
基本的には顔面神経を保存した腫瘍摘出術をおこないますが、やむを得ず顔面神経を切断せざるを得なかった場合には神経を移植し、回復を待つこともあります。

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