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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > ボツリヌス療法(保険診療)

ボツリヌス療法(保険診療)

ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌によって作られる毒素(ボツリヌストキシン)を注射して、緊張している筋肉を麻痺させ、筋肉の緊張によっておこる眼瞼けいれんや片側顔面けいれんの症状を改善する治療方法です。

■方法

ボツリヌス療法は、緊張している筋肉に希釈したA型ボツリヌストキシンを直接注射するという方法でおこなわれます。入院する必要はありません。当日は顔を強くこすることを避けていただいています。それ以外は、普段と同じように過ごすことができます。
注射液の中にはボツリヌス菌は入っていませんので、注射後、体内でボツリヌス菌が繁殖するなどということはありません。

■作用

ボツリヌストキシンは、神経と筋肉の伝達を遮断して、筋肉の緊張を取り除きます。ボツリヌストキシンは、注射した筋肉とその周りにある筋肉にしか作用しません。
つまりボツリヌス療法とは、筋肉にボツリヌストキシンを注射することによって、注射をした筋肉とその近くの筋肉だけの緊張を取り除き、効果を得る治療方法です。

■効果と持続

治療当日には、ほとんど効果は現れません。通常では、2日から3日してから、徐々に効果が現れてきます。治療の効果は1週間から2週間程度で安定し、数ヶ月持続した後、数週間かけて効果が消えていきます。そのため、安定した治療効果を維持するために、効果がなくなったら、再度治療をおこないます。

■注射箇所

・眼瞼けいれんの場合
通常は1眼あたり6ヶ所、まぶたの筋肉内に注射します。


注射箇所

・片側顔面けいれんの場合
顔面筋のうち強いけいれんが見られる部位に注射します。強いけいれんがある筋がいくつもある場合は、分割して注射します。

■副作用

ボツリヌストキシンは、長くても数ヶ月で効果が消えてしまいます。副作用の多くは薬の効きすぎによるもので、ほとんどは効果の消失とともになくなります。

■診療

・治療対象
眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、原発性腋窩多汗症

・使用する薬剤
ボトックス®
ボツリヌストキシン(ボツリヌス毒素)は、ボツリヌス菌によって作られる毒素です。このことから、使用をためらう方もいますが、ボツリヌストキシンは、正しく使えば、決して危険な薬ではありません。

【自己負担額】
眼瞼けいれん、片側顔面けいれんの場合:2万円程度(外来処置、3割負担の場合)
原発性腋窩多汗症の場合:3万円弱(外来処置、3割負担の場合)

■疾患

<<眼瞼けいれん>>
眼瞼けいれんとは、目の周りの筋肉がけいれんして、目があけにくくなり、まばたきがうまくできなくなる病気です。40代以上の女性に多く、筋肉の運動を抑制する脳内のシステムが機能障害をおこすことによって生じると考えられています。

【症状】
眼瞼けいれんの初期症状としては、まぶたの不快感、まぶしく感じる、まばたきが多くなる、などがあります。症状が進行すると、まぶたが頻繁にけいれんし、目をうまく開けていられないため、人や物にぶつかるなど、生活に支障が出るようになります。さらに進行すると自分の意思ではまぶたをあけることができなくなり、視力には問題ないのに機能的に盲目状態になります。
症状の進行は早くありませんが、何もしないでいて、自然に症状が軽くなることはほとんどありません。精神的な緊張の影響を受けることも多く、普段は重い症状があるのに、診察室では症状が出ないということもあります。また、症状は通常、両眼におこりますが、左右差があることも少なくありません。

-よく見られる症状-
・まぶしい
・目を開いていられない、目をつぶっていたほうが楽
・目が乾く
・外に出ると目が開けにくくなる
・目に違和感がある

【治療】
眼瞼けいれんの治療には、ボツリヌス療法、薬物内服療法、手術があります。

1. ボツリヌス療法
目の周りの筋肉に緊張をやわらげる薬(ボツリヌストキシン)を注射する治療方法です。治療時間も短く、入院も不要で、その日から普段と変わりなく生活をできます。効果の高い治療方法ですが、効果の持続期間が数ヶ月のため、何度も繰り返し治療を受ける必要があります。

2. 薬物内服療法
向精神薬や抗てんかん薬などの内服による治療です。

3. 手術
まぶたの筋肉を一部切除したり、皮膚を短くする手術などがあります。

<<片側顔面けいれん>>
片側顔面けいれんとは、通常、片側の顔面筋が自分の意に反してけいれんし続けてしまう病気です。発症の原因としては、顔面神経が脳幹から出る部分で、血管によって圧迫されるためにおこることが多いと考えられています。

【症状】
はじめの症状は、左右どちらかの上まぶたか下まぶたのけいれんに始まり、進行すると、同じ側の目の周りの筋肉や口の周りの筋肉もけいれんするようになります。重症になると、けいれんが持続するようになってしまいます。症状は眠っている最中でも治まりません。

【治療】
片側顔面けいれんの治療には、ボツリヌス療法、薬物内服療法、手術があります。

1. ボツリヌス療法
けいれんしている顔の筋肉に緊張をやわらげる薬(ボツリヌストキシン)を注射する治療方法です。治療時間も短く、入院も不要で、その日から普段と変わりなく生活をできます。効果の高い治療方法ですが、効果の持続期間が数ヶ月のため、何度も繰り返し治療を受ける必要があります。

2. 薬物内服療法
向精神薬や抗てんかん薬などの内服による治療です。

3. 手術
片側顔面けいれんの原因である血管による神経の圧迫を取り除く手術がおこなわれます。これは片側顔面けいれんの根治療法であり、この手術を受けた大多数の方はこの手術によって治癒します。詳しくは、脳神経外科を受診してください。

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