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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > 切らずに治す のどのがん(動注療法)

切らずに治す のどのがん(動注療法)

切らずに治すのどのがん
(進行頭頸部がんに対する放射線併用超選択的動注化学療法)

 のどのがんでは手術すると食事が食べにくくなる、むせる(嚥下障害)、発音が悪くなる(構音障害)、声が出しにくくなる(発声障害)ことがあります。北斗病院では手術をしないでがんを治療する放射線併用超選択的動注化学療法(動注療法)をおこなっています。
 これは、血管内治療の技術で細い管(マイクロカテーテル)をがんを栄養する動脈に進めて抗がん剤を一気に注入する治療法です。同時に副作用を軽減するために静脈から中和剤を注入します。また、トモセラピーという器械で放射線治療も同時におこないます。 他の病院で「進行して治療はできません」と言われた方もこの動注療法で治る可能性があります。北海道内では大学病院以外に北斗病院のみで行われている最先端の治療法です。しかし、全ての頭頸部がんが適応となるわけではありません。以下の条件があります。

  • 75歳以下
  • 腎臓の働きが悪くない
  • 心臓の機能が悪くない
  • 重度の頸動脈の狭窄がない
  • 扁平上皮癌であることなどです

対象のがんとしては以下が挙げられます。

  • 舌がん(ただし, 舌のつけ根に及んでいる場合:ステージ4)
  • 上顎がん(上あごのがん:ステージ3,4)
  • 中咽頭がん(舌のつけ根のがん:ステージ3,4)
  • 下咽頭がん(食道の入り口にできるがんで片側の場合:ステージ3,4)
  • 喉頭がん(声帯にできるがんで片側の場合:ステージ3,4)
足の付け根の動脈(大腿動脈)から細い管(マイクロカテーテル)をがんの近くまで挿入します。シスプラチンという抗がん剤を30分で一気に注入します。週に1回、4-6回おこないます。
もう1本の管を静脈(鎖骨下静脈)から留置しておきます。抗がん剤が戻ってくるところで中和剤で注入します。抗がん剤が全身を回らなくなり、腎障害などの合併症を予防できます。
トモセラピーによる放射線治療を月ー 金まで毎日おこないます

舌のつけ根のがん(中咽頭がんステージ4)

上あごのがん上顎癌(ステージ4)

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