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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > 亜急性甲状腺炎

亜急性甲状腺炎(あきゅうせいこうじょうせんえん)

亜急性甲状腺炎は甲状腺の痛みや発熱を伴い、甲状腺に炎症が起こる病気です。
女性に多く、30~40歳代の女性に多く発症します。
風邪に続いて起こることが多く、ウイルス感染が関与していると考えられています。「亜急性」の症状は「急性」より長く続きますが、慢性的に続くわけではありません。

■症状

  1. 甲状腺の痛み、発熱
    触った時に痛みを感じる軽いものから、何もしなくても耳や胸まで放散するような強い痛みまで様々です。高熱が出る場合もあります。
  2. 甲状腺のはれ
    左右片方が硬くはれます。はれや痛みの位置が経過とともに移動することが特徴です。
  3. 甲状腺ホルモンによる症状
    甲状腺ホルモンを作る細胞が壊れ、甲状腺ホルモンが血液中に出てきます。そのため、動悸、息切れなどの症状が現れます。一時的な甲状腺ホルモン高値の時期がすぎると甲状腺ホルモンは一旦減り、その後次第に正常化します。

■検査

  1. 血液検査
    炎症の指標であるCRPが高値となります。甲状腺の細胞が壊れるので、血液中の甲状腺ホルモン(FT3、FT4)濃度やサイログロブリン値が高くなります。
  2. 超音波検査
    甲状腺の腫れや炎症性の変化を認めます。

■治療

ほとんどの方が1~2ヶ月で症状が消失するので、一般的な解熱鎮痛剤の内服する対処療法となります。症状が強い場合、副腎皮質ホルモン(ステロイド)を内服する場合もあります。

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