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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > MRガイド下集束超音波(MRgFUS)

MRガイド下集束超音波(MRgFUS)

    2019年6月に本態性振戦に対して保険収載され、
    2020年9月にパーキンソン病の一部症状に対しFUS治療が保険適用となりました。

FUSについて

当院で本治療に使用するMRガイド下集束超音波(以下「FUS」)は、イスラエルの インサイテック社(InSightec.Ltd)が開発したエクサブレートニューロ・システム(Exablate Neuro system)です。
FUSの機器には、1,024個の超音波発生端子がついた治療ヘルメットが専用のベッドに備え付けられており、治療ヘルメットから発生する超音波エネルギーを治療部位へ一点に集中させ、熱エネルギーに変えてごく一部を焼く治療です。

FUSの特徴

超音波は頭蓋骨を通過するため、頭蓋骨を切ったり、穴をあけることなく脳深部の組織を治療することができるため、身体への負担が少ない治療です。FUS治療では、MRIを併用するため、正確な位置決め、凝固巣、脳内の温度など状態を確認しながら治療が可能で、放射線被ばくもありません。

対象となる方

本態性振戦

 

「本態性振戦」と診断された方で、お薬の効きにくい方を対象としています。

「本態性」とは“原因不明 = はっきりした原因が特定できていない”という意味です。
本態性振戦は、コップを持ったり字を書いたりといった日常の動作時に、自分の意思に反して手や足に細かく速いふるえの症状が出る運動障害の一種です。手足以外にも頭や声にも発症することがあります。

血のつながりのある身内の方に同じような症状がみられることが多く、高齢になるに従って増加する傾向にあり、高齢者ではかなりの割合に見られる症状です。発症の詳しい理由はわかっていませんが、脳から末端の神経回路に何らかの異常が起きていると考えられています。発症後は症状が徐々に進行するケースが多く、重篤化すると運転や食事などの日常動作が困難になり、生活の質の低下を招く要因となり得ます。

当院では、2015年からの臨床試験を含め、5年以上の治療経験があり、皆さんに満足いただいています。2019年6月からはこの病気に対してのFUS治療が保険収載され、すでに多くの方に治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。

パーキンソン病

パーキンソン病と診断されおり、「お薬では十分に効果の得られない主に運動の症状」がある方を対象としています。

パーキンソン病は変性疾患(徐々に病気が進行する)であり、時間経過とともに悪化する傾向にあります。パーキンソン病の症状は振戦(ふるえ)や固縮(こわばり)、動作が緩慢になる、転びやすくなるなどの姿勢関連障害などがありますが、こうした運動症状に限られたものではなく、便秘などの自律神経障害や幻覚、睡眠障害など運動以外の症状も合併します。

また、長期間薬物治療を続けていると、薬の効きが悪くなったり、効いている時間が短くなったり、あるいは体が勝手にくねくね動くジスキネジアなどの合併症に悩まされる方が多くなってきます。そうした有害な合併症・副作用などにより薬による治療をそれ以上進められない患者さんに対しては、これまで主に深部脳刺激療法(DBS)という「脳の一部を刺激する電極を挿入し、体外の装置を体内に埋めこんで調整しつつ毎日刺激を加え続ける治療」が行われてきました。これに対し、FUSは開頭することなく、全身麻酔も不要で、超音波による熱を使ってDBSで刺激するのと同じ部位(淡蒼球内節)を凝固破壊する治療で、一回の治療(手術)で効果を得られます。ただし、誰にでも気軽に行える治療ではありません。まずは担当の先生に十分な薬物治療を行っていただいた上で、どうしても薬の治療の限界で、うまくいかない場合などに試みてみる価値があります。実際、治療に踏み切るには、さまざまな条件がありますので、担当医と相談の上、詳細はお問合せください。

なお、当院は今回パーキンソン病に承認された部位へのFUS治療を実際に行った経験のある国内2施設の1つで、臨床試験で6例の治療実績があります。

治療を受けるには

FUS flow

 

*1 FUS治療をご希望の方は、北斗病院「脳機能外来」(毎週 火・金の午前)へご受診いただくことになりますが、初診時は 原則「診療情報提供書(紹介状)」を事前に送付いただくか、お持ちになって受診ください。紹介状をお持ちでない方は、初診時に選定療養費として5,500円(税込)のご負担となりますのであらかじめご了承ください。
*2 北斗クリニック受診の際は、脳神経外科(天白医師)または脳神経内科(金藤医師)へ受診ください。

 

FUS治療に関するお問い合わせ

北斗病院 臨床研究支援センター (事務担当:医療情報課)
TEL(代表):0155-48-8000 (月~金/9:00~17:00)
「パーキンソン病」または「本態性振戦」に対するFUS治療について とお伝えください。
※現在かかりつけの病院がある場合は、主治医と相談し上記内容について十分理解した上で紹介状を当院までお送りください。

紹介状(診療情報提供書)送付先

〒080-0833
北海道帯広市稲田町基線7番地5
社会医療法人北斗 北斗病院 地域医療連携推進課
FAX:0155-47-3083

FUSに関するリンク

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