十勝リハビリテーションセンターリハビリテーション部では、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社と連携し、「患者様の予後予測」に関してAIを活用した共同研究を積極的に進めております。この取り組みは、専門書籍『セラピストのためのChatGPT活用ガイド』に取り上げられ、その先進性と成果が高く評価されています。書籍内では、「歩行動作の予測」、「トイレ動作の予測」、「運動機能評価の予測」の各項目において、高い予測精度が実証されている点が紹介されています。さらに、「脳卒中によって運動麻痺を起こした腕や手の改善予測」に関しても、非常に高い信頼性が確保されていることが記述され、我々の研究成果の確かさを証明する一助となっています。
こうした取り組みは、現在では全国各地の病院にて応用が進みつつあり、多方面から注目を集めております。今後も、より多くのテーマに真摯に向き合い、実社会で役立つ成果を生み出していくことを目指しております。患者様一人ひとりのより良い医療の実現に向けて努力を続けてまいります。

『セラピストのためのChatGPT活用ガイド 業務効率を最大化する賢いAIの使い方 (松田雅弘 , 海津陽一, 髙橋忠志:三輪書店)』