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地域に根ざした医療資源のため、新たなコミュニティづくりの実現。



北斗福祉村について

社会医療法人北斗は、1993年の北斗病院開院時より、地域に根ざした医療資源となることを念頭に活動を進めてきました。そして治す医療のみならず、生活全般を支えるための地域包括ケアを目指し、「北斗福祉村」構想を帯広市稲田地区を中心に展開しています。私たちは「北斗福祉村」を舞台として、在宅医療における医療と介護の統合、求められる看取りの実現、リハビリ医療におけるアカデミズムの確立、そして新たなコミュニティづくりを目指しています。

「星の庭」と「星のひろば」

2019年8月に面積約6,700㎡の北斗福祉村ガーデン「星の庭」が完成。新たなコミュニティづくり=地域共生社会の実現に向けた活動がスタート。主にガーデンや植物のある環境の魅力発信について協働を進めてきました。2023年11月には、新たな活動の場として地域コミュニティスペース「星のひろば」が完成。約200㎡の室内には20 ~ 30名が集える空間の他、園芸活動スペースも併設。冬景色を眺めながら暖かな空間で植物を使ったワークショップや講座なども実施できます。

2つの包括連携協定

北斗福祉村で目指している「新たなコミュニティづくり」が、行政が推進する地域共生社会実現の目的と軌を一にするものであることから、2020年6月9日に帯広市と「まちづくりに関する包括連携協定」を締結。また、2025年5月には学術の振興及び地域社会の活性化に資することを目的として、国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学と包括連携協定を締結しました。

帯広市まちづくりに関する包括連携協定

帯広畜産大学との包括連携協定

星の庭・星のひろば 地域共生活動

2019年から始まった地域共生活動。四季を通して法人内外の活動も増え、地域との繋がりが深まっています。約6,700㎡の敷地を活用し、屋外で過ごすことや、植物とふれあうひとときを通じて、地域共生社会に向けた温かなつながりが広がっています。

園芸サークル

あやとり園芸サークルのみなさんが作った寄せ植えを、地域で開催された花のイベントへ出展。彩り豊かな花が展示された出展場所へ足を運ぶきっかけにもなります。

星の庭ガーデナーズクラブ

園芸の基礎知識、植物の利用法やコミュニティガーデン、園芸療法についての学習や、交流の場づくり・仲間づくりを目的とした活動です。

花巡りバスツアー

帯広市「みどり推進事業」の一環として開催される「花巡りバスツアー」。約20名ほどの参加者には星の庭のコンセプトについて説明。

食育活動

春に植えたバジルなど、自ら育てた作物や具材をのせて焼く特別なピザづくり。食べ物に対する愛情や感謝の気持ちが生まれる貴重な時間です。

星の庭まつり

毎年開催される星の庭でのお祭り。秋晴れの中、地域住民、北斗福祉村の利用者やご家族が集まり、穏やかな時間を共有しています。

園芸療法

庭の一面が雪や氷に覆われた冬期。老健かけはしでは春からの恵みを感じられる園芸療法プログラムを行っています。

ワークショップ

ボランティアの協力のもと、サ高住あやとりの入居者とそのご家族と行うワークショップ。普段とはひと味違う6 ご家族の会話が生まれます。

地域の皆様が明るく健康な毎日を過ごせるよう支援させていただくことが、私たち北斗の役割と考えています。
「地域の皆様とともに、常に革新と改革を推進してゆく病院」をホスピタリティ・アイデンティティに掲げ、
地域での細やかな医療・保健・福祉のネットワークを広げ、ぬくもりに満ちた医療をこれからもすすめていきます。