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てんかん外来
北斗クリニック

当科の紹介

8割の患者さんは薬治療

てんかんは、脳の病気のなかでも患者さんの数が多いものの一つであり、およそ人口の100人に1人の割合であることが分かっています。帯広市の人口が約17万人ですので、市内だけでも2000人近い患者さんがいることが予想されます。

その中の約8割の患者さんでは、薬の治療だけで発作をおよそ止めることができます。特に最近の数年間で、「新規抗てんかん薬」と呼ばれる副作用が少なく効果的な内服薬が日本でも発売されるようになり、この新しい薬がてんかんの治療に大きく役に立つようになりました。

しかしながら、残りの2割の患者さんでは、最適な薬の治療をおこなっても例えば週毎のてんかん発作が治まらず、社会生活のみならず日常生活にも大きな障害がもたらされます。

この難治性てんかんの患者さんは、発作が起こっていないときには一般の人と同じ活動が出来るにもかかわらず、時々起こる発作のために運転免許や職業の維持が出来なくなり、深い悩みを抱えて生きていることが多いのです。

まずは、現在の薬の治療をもっと効果的にできないか、患者さん本人、ご家族と担当医が十分に話し合います。その後どうしても発作が止まらない時は、手術による治療が可能かどうか詳しい検査の計画を立てます。

難治性てんかんの中には、手術が特に効果が高く、手術を受けた後、8割以上の患者さんで発作がほぼ消失するものがあります。当院には、てんかんの詳しい検査に必要な脳波、3T-MRI、脳磁図、あるいはSPECTなどの検査設備がすでに整っております。

外来受付・診療時間

2021年05月01日更新
てんかん外来予定表
北斗クリニック
午前

宇田
※1

午後

【受付時間】
土/8:30~11:30

【診療時間】
土/9:00~12:00

※1 予約制 通常 月1回、第4土曜日に出張医が診察します。詳しくは北斗コールセンター(0155-48-8000)へお問合せ下さい
再来患者様 予約対応時間:月~金 14:00~17:00(電話:0155-47-8000)

2024年04月01日更新

  • 診察日

    2024年 4月
    4/27(土):宇田医師
    2024年 5月
    5/25(土):宇田医師
    2024年 6月
    6/22(土):宇田医師
    ※てんかん外来は予約制です※

担当医師

宇田 武弘 (非常勤)